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コンプレックスや気になる箇所を一瞬でカバーできるメンズメイク。

複雑さや難しさをなんとなく感じている人も多いのではないでしょうか？

メンズメイクは女性のメイク手順と比べて実は簡単にすることができます。

顔の印象を決める肌や眉（アイブロウ）、さりげないおしゃれ感を与えるリップクリームは

メンズメイク初心者の人でもすぐに取り入れられるのでオススメです。

正しいメンズメイクの方法を習得すれば、ストレスフリーな毎日がやってくるはず。

この記事では、
を解説しています。

メンズメイク初挑戦の人やメンズメイクについて知りたい人はぜひ参考にしてください。

メンズメイクはメリットの宝庫

若い人を中心にメンズメイクが一般的になり、各コスメブランドからは男性をターゲットにした新商品が続々とリリースされています。

メイクは女性のためだけのものではなく、美意識が高い男性はもちろん、

肌やパーツの悩みを解決するための有効な手段。

男性がメイクをすることによってたくさんのメリットがあります。
メンズメイクはイメチェンのために髪型を変えたり、服の系統を変えたりする以外で

すぐに変化を実感できる方法といえます。

 

メンズメイクのコツ

メンズメイクのコツは普段の印象から逸脱しすぎない仕上がりにすること。

普段の印象なんて客観的なものなんかわからない！という人は、

とりあえず顔に無い色は使わないこと、すっぴんの状態を鏡で見ながら、

顔にもともとある色を足していくと失敗が少なくなります。

メイク直しの時間が取れなかったり、メイクが取れてしまった場合に備えて準備しておくことが最重要です。

 

顔に無い色を使わない

メンズメイクで一番気を付けることとして、日常生活で不自然にならないように作り込むことが必要になります。

女性のメイクは華やかさを演出するために色々なカラーを駆使したり、

服に合わせて細かく色を調節したりしますが、

日常生活でメンズメイクをする場合、髪色、眉色、目の色、肌の色、唇の色に無い色をメイクで使用してしまうと、

奇抜な印象を持たれてしまう可能性があります。

なるべく自然な色選びをすることを意識すると失敗が少なくなります。

 

メイク直しをしなくていい濃さにする

メンズメイクを毎日するとなると、職場や学校、外出先でメイクを修正する必要があると思います。

やっと一般的になってきたメンズメイクですが、まだ理解されない部分があることも事実です。

多くの場合、トイレの鏡や休憩室などを使用してメイク直しをするかと思いますが、

世代による考えの違いや思考の違いにより、目立つ可能性もあります。

そのためメンズメイクは特にメイク直しが必要ないように、

最初にメイクをする時点でしっかりと崩れにくくしておく必要があります。

 

すっぴんとの差が少ないメイクにする

メイクが完成した状態から皮脂や汗などの原因によりメイクの色が薄くなったり、

消えて無くなってしまうことを「メイクが崩れる」と表現します。

女性はメイクの耐久時間や崩れる頻度を感覚で習得していることが多く、

メイクが極限まで崩れる前に対応することがほとんどです。

男性でもしもメイクが崩れた時にすぐにメイク直しができる環境でない場合は、

すっぴんとの差がはっきりとしないように配慮したメイクをする必要があります。

メイクが崩れたままだと服にメイクの色が付きやすく、メイク崩れした状態によっては清潔感とは真逆の印象になりかねません。

すっぴんを隠して消し去るメイクではなく、補うメイクをすることで

すっぴんとの差が少ないメンズメイクが出来上がります。

 

メンズメイク初心者にオススメのアイテム

メンズメイクの仕上がりを左右するポイントは色の調整と描画の形。

メンズメイク初心者の人が初めてメイクをする時に、絶対に揃えるべきコスメは

顔全体の印象を変える日焼け止め、顔の額縁ともいわれる眉、血色感を出すリップの３つ。

それぞれのアイテムを選ぶときにメンズメイクの仕上がりを分けるポイントも記載しています。

 

日焼け止め

顔の一番広い部分に使う日焼け止め。

女性の中にも知らない人が多くいますが、ファンデーションの前に日焼け止めは必須。

化粧下地（ファンデーションの前に塗るアイテム）やBBクリーム（化粧下地とファンデーションを併せたアイテム）の中には、

日焼け止めの機能が入っているものもありますが、

実は日射の強さやメイク崩れによっては不十分な場合が多くあります。

最近では日焼けを防ぐために使用するのはもちろん、

ファンデーションのように肌の色を調整したり、肌の乾燥を防ぐ役割を持った商品が増えています。

日焼け止めは肌に濃い色を付ける目的ではないため、

ファンデーションのように色が均一にならなかったり、素肌の色に合わないという失敗が起きにくく、

初心者向けであり必須のアイテムと言えます。

日焼け止めを選ぶポイントとしては、
があげられます。

アイブロウ

眉毛の生えていない場所に毛を足したり、濃く太すぎる眉毛を薄く柔らかい印象にするアイブロウ。

アイブロウにはいくつか種類があり、
そのほか、最近ではスタンプタイプやクリームタイプ、ティントと呼ばれるタトゥーのように長時間にわたって色が定着するタイプなど様々あります。

たくさんあるアイテムの中で、メイクの操作性や修正のしやすさなどを考慮すると、

パウダータイプかペンシルタイプが初心者にはオススメです。

基本的に眉色は髪よりもほんの少し明るい色であると洗練された印象になるといわれています。

ペンシルタイプは鉛筆の芯のように１色であることが非常に多く、

自分に合わない色を買ってしまうと１本丸ごと無駄になる可能性があります。

また、筆圧によって濃くなってしまったり、商品によっては芯が硬すぎて肌の上で全く色が付かないこともあります。

 

パウダータイプはパレットと呼ばれる名刺入れのようなハードケースに何色か入っているものが多く、

小さなハケで色を混ぜて微調整することができます。

色を間違えて買う心配を極限に少なくすることができることや、塗る時に多少の誤魔化しが利くのは最大のメリットと言えます。

リップクリーム

薬局やコンビニでも気軽に買えるリップクリーム。

唇が乾燥や擦れで荒れていると、せっかく他の部分をメイクで完璧にしても台無しになってしまいます。

また日焼け止めの種類によっては口角が白くぼやけたり、乾燥して不健康な印象になることも。

唇の潤いを補って、均等で魅力のある唇にするためにリップクリームは必須のアイテムとなります。

最近ではリップクリームでありながら口紅のように色が付くものが売られていたり、

リップクリームと言っても種類が豊富にそろっています。

女性が塗っている口紅のように、はっきりとした色が付かないことが多いリップクリームですが、

メンズメイクで使用するリップクリームでは
ことに注意が必要です。

リップクリームを塗った後に唇がべたつくと飲み物を飲むとき、コップやマイボトルにべたつきが付着したり

塗っている最中に不快感があったり、不便に感じてしまう原因になります。

また、リップクリームの中にはキラキラとしたラメパウダーが入っている物もあり、

一見するとパッケージで判断しにくく、塗ってからよく見て気づく場合もあります。

ラメパウダーは自然光でかなり目立つため、マスクの着脱や外出先で不自然さを与える可能性があります。

保湿のみを目的にしてリップクリームを選ぶか、メンズブランドのリップクリームを選ぶと失敗を極限まで減らすことができます。

メンズブランドのリップクリームは、外出先での塗り直しに配慮したデザインになっていることが特徴で、

持っているだけで洗練された印象になるものが多くあります。

メンズメイクの手順と方法をわかりやすく解説

メンズメイクは大きく分けて４つのステップがあります。

洗顔をした状態に化粧水やクリームなどでスキンケアをした後、一番広い部分である日焼け止めを肌に塗り広げます。

眉毛の足りないところを書き足し、リップクリームを塗ることで基本的なメンズメイクが完成します。

 

Ｓｔｅｐ１　洗顔とスキンケアをする

普段の洗顔を水のみで済ませている人もメイクの前は洗顔料を使って顔を洗ってください。

メイク崩れの原因は皮脂や汗に由来します。

メイク前に余分な皮脂を落とすことで、その後のメイク崩れを極力減らし長持ちさせる効果が期待できます。

洗顔をしてタオルなどで顔を拭くと、その直後から肌の乾燥が始まります。

乾燥は肌が荒れたり、アイブロウの色が綺麗にならない原因にもなります。

そのため、洗顔とスキンケアはセットで考える必要があり、メイクの前にはスキンケアが必須となります。

 

Ｓｔｅｐ２　日焼け止めを塗る

日焼け止めを額、右頬、左頬、鼻、顎の５点に付けます。

この５点に置いた量が顔全体を塗るために必要な量の目安となります。

人差し指や中指、薬指の指の腹を使って円を描くように丁寧に塗り広げていきます。

目の周り、鼻の下、こめかみは塗り忘れが多い箇所なので忘れずに。

全体に塗れたらティッシュを一枚、顔全体に乗せてこすらないように押し拭きします。

Ｓｔｅｐ３　アイブロウを描く

アイブロウのパウダータイプを使う場合は、まず最初に一番薄い色を眉毛の足りない箇所に書き足します。

両眉毛を見比べて印象が変わらないようならば、一段階濃い色を選んで書き足します。

これを繰り返すうちに丁度良い眉毛の形と濃さを目指します。

ペンシルタイプを使う場合は、手の甲で一度試し書きをして芯の太さや筆圧を確認し、

眉毛の足りないところに１本１本を書き足すイメージで丁寧に書いていきます。

Ｓｔｅｐ４　リップクリームを塗る

リップクリームは唇に対して縦方向に塗ります。

横方向に塗り広げると厚塗りになり、不快感に繋がる可能性もあります。

縦方向に塗ることで余計な力が唇に伝わらず、程よい刺激となり色を使わなくても唇の血色がよくなります。

リップクリームを塗る時に唇に水分や汚れがついているとリップクリームをはじいてしまい、

綺麗に塗れなかったり落ちやすくなる原因にもなるため、

塗る前には唇をティッシュなどで拭いておくと良いです。

メンズメイクの注意点

メンズメイク初心者が陥りがちな注意点がいくつかあります。

失敗すると不自然さやメイク中の不快感に繋がることなので、チェックしておくと安心のポイントをご紹介します。

重ね過ぎないこと

メイクは顔に足し算をするようなもの。

修正を繰り返すとどんどん濃くなっていきます。

薄い色でも塗り重ねると肌の不快感やメイクが崩れやすくなり、逆効果になってしまうこともあります。

メイクは適量を基本として、重ね直ぎないことで綺麗な状態を一日中キープすることができます。

メンズメイク初心者の人が一番気をつかうべきポイントは顔の一番広い部分でもある肌。

女性のメイクと違ってメンズメイクは目などのポイントを強調するようなメイクができません。

つまり相手の視線を分散させにくい特徴があります。

その代わり、メンズメイク初心者の人でもプロが仕上げたような綺麗な肌を作ることができれば、違和感が無いメイクになります。

大きい鏡でメイクする

メンズメイクをする時には使うメイク用品を全て机に出して、目線と同じ高さで固定された鏡を使用します。

小さな手鏡でメイクをすると全体の顔の印象を確認し辛く、一部分が協調されたメイクになってしまったり、

左右非対称なメイクになってしまう可能性があります。

また、鏡が目線よりも下にあると鏡をのぞき込んだり、伏し目がちでメイクをすることになり、

正面を向いた時の印象と違うメイクに仕上がる可能性があります。

人と合う時は顔の正面や横を見られるため、同じ目線の高さでメイクの進捗を確認しながら行うと失敗が少なくなります。
 

手を清潔な状態でメイクすること

メンズメイクはファンデーションなどを駆使するよりも素肌を綺麗にすることで、清潔感のある印象に近づけられます。

洗顔の前やメイクの前に手をハンドソープで綺麗にしておくことで、ニキビや肌の荒れを極力防ぐことができます。

メイクを終えた後や日中も不必要に顔に手が触れないようにするとメイク崩れのほか、手の雑菌が顔に付着することを避けられます。

メイクアイテムのパッケージに着いた汚れも肌荒れの原因になりうるので、保管や掃除も定期的に見直すことが必要になります。

メンズメイクに使うアイテムと一緒にアルコールティッシュを用意しておくと、負担なくメンズメイクに取り掛かることができます。

 

メイクはその日のうちに落とす

メンズメイクは薄くすっぴんと変わらない印象に近いため、

クレンジング（メイクを落とすこと）の際に落とし忘れが発生する可能性があります。

毛穴の中や、目の際、鼻の横などをはじめ、頬や額のしわの間など広い部分も含めてしっかりとクレンジングする必要があります。

メイクが肌に残ったままだと肌荒れを起こしたり、毛穴の黒ずみと言って黒い点となって肌が汚くなっていきます。

クレンジング不要となっているアイテムであっても、そのほかのアイテムがクレンジング必須の場合もあるため

不明な場合はクレンジングを毎回使うと安心です。

メンズメイクで新しい自分へ

メンズメイクは顔の印象に直接、影響を与えられる一番簡単な方法と言えます。

メンズメイクが初めてでも基本を押さえることで、すぐにメンズメイクを習慣にすることができます。

メンズメイクをすることで肌の不調や顔の変化にいち早く気づくことができるのもメンズメイクの良い点。

コンプレックスの解消や気分を高めるためにメンズメイクを活用しながら、毎日をより一層良い方向へ変えていけるはずです。

この記事が皆様の役に立つことを願っています。